モチベーションを維持させる方法

社員のモチベーションアップ策を考えるときに、短期と中長期に分けて考える必要があります。それぞれについて解説をしていきます。

【短期的な取り組み】

短期的な取り組みで大切なことは、できるだけ短いサイクルで達成感を味わえる職場環境が作れているかどうかです。そのためには、まず当然のことながら、目標が数値や具体的な状態で示され、達成したかどうかが明確な状態でなければなりません。

そして、社員が目標を達成した場合には経営者として感謝を示すことです。その方法としては、直接本人に声を掛けて労いと感謝の気持ちを伝えることが一番容易ですが、それだけでなく、会社における重要性や存在価値をより実感できるような方策を考えてみましょう。

【中・長期的な取り組み】

中長期的な取り組みとして最も考えねばならないことは、社員の将来の夢・目標を、自社で実現できる可能性を示し続けることです。

社員にとって、今の職場で一所懸命努力すれば、将来の夢・目標が実現できると感じることができれば、どんなに困難な状況であってもモチベーション高く仕事に取り組めます。一方、そう感じることができなければモチベーションは高まらず、いずれ退職する可能性が高くなります。

具体的な取り組みとしては、まず社員一人一人の将来の夢・目標を知ることです。それと同時に、その夢・目標が実現できる会社だと実感してもらうことです。

そのためには、会社の将来像を具体的に示せる状態であることが必要です。具体的には、会社が5年後10年後にどういう姿になり、どういう規模になり、どういう事業に取り組み、どれだけの社員が必要で、どういう組織に変わり、どれくらいの給与を支払うことができるのか、などについて明快に示せる状態です。なぜなら、会社の事業領域や事業規模、役職の拡がり、年収などは社員の夢・目標に対しては大切な要素だからです。

ある会社では、「ライフプラン面談」というミーティングを年に1回、経営者自ら一人一人の社員と実施しています。事前に、社員に20~30年先の人生計画を作成させ、それを基に面談します。そこでは、社員が経営者に対して自らの人生計画を説明し、それに対して経営者がその達成のためのアドバイスをしながら、会社の将来像を解説し、自社で努力し続けることが夢・目標の達成にどのように結びついていくのかを説明します。

大変面倒な作業にも受け取れますが、このようなことを丁寧にすることで、社員が会社で働く意味を理解し、今以上にモチベーション高く努力をしてくれる存在へと変わっていくのだそうです。

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